Holunderblütensirup
ホルンダーフラワーシロップは最も知られた花のシロップのひとつです。ブドウのマスカットに似た、上品で甘い香りがします。それは心地よい香りが際立ち、ゼクト(発泡ワイン)と混ぜると食前酒としては最高です。
様々な作り方がある中で、ここでは私が最も気に入っている2つのレシピを紹介しましょう。
Variante1
◎材料
- ホルンダーの花房(大きさに応じて)10〜12
- 水 2L
- 砂糖 3kg
- クエン酸 80g
◎作り方
- 太い花茎を切り離して、なるべく花と細い花茎だけにして置きます。茎の部分は苦味があるので、一緒に入るとシロップも苦くなってしまいます。こうして準備した花を水と、半量の砂糖、クエン酸と一緒に容器に入れて漬け込みます。
- 3日後にそれを濾します。抽出液を残りの砂糖と混ぜ合わせ、火にかけます。熱い状態で、事前に煮沸消毒しておいた保存ビンにいっぱいに満たして詰めます。保存性を確かにするためにビンは漬け込んだ後すぐに蓋をし、数分横倒しにします。
Variante 2
◎材料
- ホルンダーの花房 10
- 水 2L
- 砂糖 3kg
- リンゴ酢 500cc
- ビオオレンジ(防腐剤未処理)2個
- ビオレモン( 〃 )2個
◎作り方
- このレシピでは、酸味に、クエン酸の代わりにビネガーを使用し、さらに南国のフルーツも加わります。ビネガーとのコンビネーションの中で、それは格調高く、エキゾチックで、華やかな風味を生み出します。
- レモンとオレンジは熱湯ですすぎ洗いをし、薄くスライスします。花、フルーツ、砂糖半量を容器の中に水と一緒に漬け込みます。丸3日間漬けたあと濾し、残りの砂糖とリンゴ酢を混ぜ入れ、火にかけます。ほんのわずか沸騰するかしないかのところで火を止め、熱いうちに用意しておいた保存ビンに詰めます。
- 火にかけている間刺激臭がするが、これは酢酸によるもので、異常ではありません。あまり長く沸騰してしまうと、多くの酸味が飛んでしまい、出来上がったシロップはその豊かなハーモニーを失ってしまいます。
- ビンは詰めたあと、すぐに蓋をして、数分間横倒しにします。
- このふたつのヴァージョンでは、貯蔵中にビンの表面に花の花粉から生まれた輪ができます。これは害のないもので、カビとは取り違わないで下さい。
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#Kräuter
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Originelles Rezept
aus “Sirup & Nektar aus Früchten, Blüten und Kräutern” von Georg Innerhofer